
たらこフィッシュ
こんにちは〜!たらこフィッシュだよ!今回は“単独でも魅せる魚”の代表、ベタについて詳しく紹介するよ〜!

ベタってどんな魚?基本データを押さえよう!
ベタ(Betta splendens)は、東南アジア原産の小型熱帯魚で、「闘魚」とも呼ばれるほど攻撃的な性格を持つ一方で、美しいヒレと多彩なカラーで世界中のアクアリストに愛されています。
- 学名:Betta splendens
- 分類:スズキ目・オスフロネムス科
- 原産地:タイ、カンボジア、ラオスなど
- サイズ:成魚で約6cm前後
- 寿命:約2〜3年(管理次第で5年近く生きる個体も)
● オスとメスの違い
- オスはヒレが長くて色鮮やか。ショータイプに多い。
- メスはヒレが短く、体もやや小さめ。色もやや地味な傾向。
- メスには「卵斑(たまふ)」と呼ばれる白い点が腹部に見られることが多い。
- 性格もオスの方が攻撃的で、繁殖時以外は基本的に単独飼育が推奨される。

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名前は“ベタ”ってカワイイけど、意外と闘志に満ちてるんだよ〜!
ベタの魅力:単独でも成り立つ主役級の存在感

ベタは1匹だけでも十分に水槽を彩ってくれる存在です。その理由は以下の通り:
- 圧倒的な色彩とヒレの形状(ダブルテール、クラウンテールなど)
- 単独飼育が基本なので、混泳ストレスがない
- 小型水槽でも美しさが引き立つ
- 人によく慣れるので観賞性が高い
小さなスペースでも楽しめるため、限られた環境でも始めやすく、初心者からベテランまで幅広く支持されているのが特徴です。
飼育環境:ベタに最適な水槽・器具とは?
● 水槽サイズ
- 最低でも幅20cm以上の容器が推奨。30cmキューブが理想的。
● フィルター
- 弱い水流を好むため、スポンジフィルターや水流調整可能な小型フィルターがベスト。
● ヒーター
- ベタは高水温を好む熱帯魚。26〜28℃をキープできる小型ヒーターが必要。
● 底砂・レイアウト
- ベアタンクでもOK。ただし、水草や流木で安心できる隠れ場所をつくってあげるとより◎。

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水流が強すぎると、ヒレがなびきすぎてベタが疲れちゃうんだよ〜!

水質と管理:繊細だけど丈夫なベタの特性
- 水温:26〜28℃(20℃を下回らないよう注意)
- pH:6.0〜7.5(弱酸性〜中性がベスト)
- 硬度:低〜中程度(あまり硬すぎない水を好む)
- 換水頻度:週に1〜2回、全体の1/3〜1/2を目安に
- カルキ抜きは必須。ベタは皮膚がデリケート!
ベタは空気呼吸ができる「ラビリンス器官」を持っているため、酸欠には比較的強いですが、水質の悪化には敏感です。

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小型水槽でベタを飼うなら、エアレーション(ブクブク)はいらないよ〜!あの子たちは空気を吸えるラビリンス器官があるからね〜!
ベタの性格と混泳の注意点

● オス同士は絶対NG!
- オス同士を同じ水槽に入れると、激しくケンカしてしまいます。
● メス同士は慎重に
- メスのグループ飼育(ソロロティ)も可能ですが、スペースと相性が重要。
● 他種との混泳
- グッピーのようなヒラヒラした魚や、ベタにちょっかいを出す魚は避けましょう。
- ネオンテトラなど、おとなしくて遊泳層が違う魚種であれば可能な場合も。

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ベタのオスは“オレが主役だ!”って思ってるから、同居には超シビアなんだよ〜!
ベタの種類:選ぶ楽しさも大きな魅力!
ベタには色やヒレの形のバリエーションが豊富!
● カラーバリエーション
- 赤、青、白、紫、マーブル、ドラゴンスケールなど多彩
● フィンタイプ
- ハーフムーン:180度に広がる豪華な尾びれ
- クラウンテール:とげとげしいヒレが特徴
- プラカット:短めのヒレで運動量が多め
- ダブルテール:上下の尾びれが分かれている珍種
自分好みの1匹を探すのも楽しみのひとつ!
繁殖について:奥深いベタのブリーディング
ベタは泡巣をつくるタイプの魚で、繁殖も人気の高いテーマです。
- オスが水面に泡巣を作り、メスを迎え入れる
- 産卵後はオスが卵の世話をするという珍しいスタイル
- 稚魚の育成には微細なエサ(インフゾリアなど)と細やかな水質管理が必要
繁殖は簡単とは言えませんが、成功したときの喜びは格別です!

まとめ:ベタは小さな水槽でも輝く“ひとり主役”
ベタはその見た目の美しさと、単独で飼育できる手軽さを両立した、アクアリウム界のスーパースター!
- 小型水槽でOK!インテリア性も抜群
- カラーバリエーションが豊富で選ぶ楽しさあり
- 混泳不要でトラブル少なめ
- 人懐っこくて癒やされる存在

たらこフィッシュ
1匹でも水槽が華やかになる、それがベタの魅力なんだよ〜!初心者さんにも超おすすめ!
“映える魚”を探しているなら、ベタは間違いなくその候補になるはず。ぜひ自分だけの「主役」を水槽にお迎えしてみてくださいね!

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